地元愛深める商品開発 西予・宇和中で宇和米カレーや歴史学ぶゲーム 生徒と住民協力 交流に満足

 子どもたちの郷土愛を深めようと、西予市宇和町下松葉の宇和中学校は2023年度、生徒が住民の協力を得て商品開発に取り組む「ふるさと学習」に力を入れた。特産品を使った商品などを企画し、3月中旬に校内で販売イベントを実施。生徒や住民は「互いの距離が近くなり、地域への関心が高まった」と手応えを示している。

 取り組みは「ふるさとを大好きな生徒を育てる」ことを目標に、23年10月以降、総合的な学習の時間を活用して実施。1~3年生全466人が学年縦割りの計12グループに分かれ、作りたい商品や企画を考えた。

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