NZ消費者信頼感、3月は低下 リセッション入りが影響

[ウェリントン 28日 ロイター] - オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)と豪調査会社ロイ・モーガンが28日発表した3月のニュージーランド(NZ)消費者信頼感指数は86.4で、前月の94.5から低下した。

テクニカルリセッション(景気後退)入りを示した昨年第4・四半期の国内総生産(GDP)統計が影響したとみられる。

指数は100が楽観と悲観の分岐点となる。

高額品購入には不適切な時期との回答は差し引き24%で、前月から6%ポイント悪化。このところ着実に改善してきていたが悪化に転じた。

ANZのチーフエコノミスト、シャロン・ゾルナー氏は「昨年後半に景気が再び後退したというニュースは、消費者信頼感に大きな打撃を与えたようだ」と述べた。

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