58日無断欠勤の小学校教諭を懲戒免職処分 岩手県教委

 岩手県教委は27日、長期間無断欠勤したとして、矢巾東小の女性教諭(58)を懲戒免職処分にしたと発表した。処分は21日付。

 県教委によると、女性教諭は2023年5月15日から同8月18日まで、58日と5時間半に相当する期間を無断で欠勤した。県教委の標準処分例で正当な理由なく21日以上欠勤した場合は免職または停職としており、大幅に上回った。

 女性教諭は09年度から同校に在籍。休暇申請せずに欠勤することがあり、矢巾町教委が23年5月15日に文書で休暇取得の説明や懲戒処分の可能性を通知し、校長も手続きするよう指示を繰り返した。その後、さかのぼって手続きをするよう要請したり、弁明の機会を与えたりしたが応じなかった。

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