去就注目の34歳MFクロース、1年契約延長でレアル・マドリードに残留か

レアル・マドリードに所属するドイツ代表MFトニ・クロースが契約延長に近づいているようだ。27日、スペイン紙『アス』や移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏などが伝えている

現在34歳のクロースは2014年夏にバイエルンからレアル・マドリードに加入した。すぐさまチーム内で不動の地位を築き、”白い巨人”の中盤に君臨。これまでラ・リーガを3度、チャンピオンズリーグ(CL)を4度、FIFAクラブワールドカップを5度制するなど数多くのタイトル獲得に貢献している。

在籍10シーズン目となった今シーズンもここまで公式戦38試合に出場し1ゴール7アシストを記録。さらに、2021年6月に開催されたEURO2020終了後に代表引退を表明していたなか、今月の活動で復帰を果たし、2試合出場で2アシストを記録して2連勝に大きく貢献もしている。

そんなクロースだが、レアル・マドリードとの現行契約が2024年6月30日までと満了に迫っていることから去就には注目が集まっている。それでも、今回の報道によると、2025年までとなる新たな1年契約を結ぶことで合意した模様で、クロースは来シーズンも同クラブでのプレーを続けることになりそうだ。

なお、ロマーノ氏によると、新契約を締結することで両者は合意し、現在は形式的にサインをするだけの状態になっているという。また、『アス』では、来週中に契約が結ばれる予定になっていることが伝えられており、正式発表は時間の問題となっているようだ。

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