栃木県公園事務所が組織改編で閉所式 都市公園はこれからも変わらず

とちぎテレビ

栃木県内の都市公園を管理する栃木県公園事務所が、組織の改編で業務を宇都宮土木事務所に移すことになり、27日閉所式が行われました。

県の都市公園の管理は1948年、宇都宮市に現在の県総合運動公園を建設するためにできた事務所を皮切りに、翌1949年6月、管理事務所が園内にできました(当時の公園の名前は「総合運動場」)。

その後、組織改編で1983年4月に名前が「栃木県公園事務所」に変わり、現在は県内9つの都市公園を管理しています。4月1日の組織改編で業務は宇都宮土木事務所公園管理部に移管されます。

事務所はこれまで、県総合運動公園の敷地内で75年の歴史を紡いできました。「西川田」の地から移転する寂しさを感じる職員も多く、閉所式で吉成克弘所長が、職員から届いたというメッセージを読み上げました。

9つの都市公園を管理してきた公園事務所の最後の職員は12人。年間450万人に愛された公園は、これからも変わることなく県民の暮らしに潤いを与えます。

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