楽しく特産品作り 一関 児童が体験ツアー

ソーセージ作りなどに挑戦した一関おもしろ館「春休み体験バスツアー」

 一関市内の小学4~6年生を対象にした来て・見て・発見一関おもしろ館「春休み体験バスツアー」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は27日、市内で開かれた。春休み中の児童が市内の事業所で行われている特産品作りを体験し、楽しみながら魅力に触れた。

 小学生に地元の特産品の製作過程を学習する機会を設けることで興味を持ってもらおうと開催。市内の特産品製造・小売業者らで実行委を組織し、バスツアーに加え、秋には体験イベントを開催するなど地域産業振興に取り組んでいる。

 今回のバスツアーは、A(高長木芸、佐々木製菓、市博物館、道の駅厳美渓、京屋染物店)、B(世嬉の一酒造、松栄堂、あすみ工房・陶芸、サハラガラスパーク、佐々木製菓)、C(一関ミート、あすみ工房・コケリウム、紙すき館、石と賢治のミュージアム、猊鼻(げいび)渓)、D(あすみ工房・陶芸、道の駅厳美渓、高長木芸、市博物館、サハラガラスパーク)の4コースが設定され、計93人が参加した。

© 岩手日日新聞社