企業と連携、日本一の第三セクターへ あぶきゅう応援団が活動PR

あぶきゅう応援団の活動を説明する(手前右から)黒須団長、茨木講師、桜田学長

 福島、宮城両県を結ぶ第三セクター・阿武隈急行線の利用促進に向けた「あぶきゅう応援団」の黒須大輝団長(福島学院大マネジメント学部地域マネジメント学科1年)らは27日、県庁を訪れ、「あぶきゅうを応援したい企業とのパイプ役となるなどして連携を図り、日本一の第三セクターを目指して、活動を進めたい」とPRした。

 応援団は昨年10月に結成され、定期的に会合を開き、同線の利活用策について話し合っている。また同線を活用したイベントの企画や協力、沿線の清掃活動に取り組んでいる。新年度は、福島移動昆虫館と連携した列車の貸し切りイベントなどを予定している。

 鈴木竜次県生活環境部長は「応援団の活動は『マイレール』意識の向上につながる素晴らしい取り組み。県としても沿線の魅力を多くの人に広げていきたい」と語った。

 福島学院大の桜田葉子学長、茨木瞬講師が同席した。

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