【神戸ストークス】総力戦で6連勝! 今季最多4740人が観戦

■4Qに抜け出す

<B2 第28節>
○神戸ストークス 93-80 愛媛オレンジバイキングス(3/27)
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3ポイントシュートを打つ 神戸ストークス 25藤原瞭我(ワールド記念ホール)/©B.LEAGUE

男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)神戸ストークスは3月27日、ホーム・ワールド記念ホール(神戸・ポートアイランド)で愛媛オレンジバイキングスと対戦した。

最終4Q途中まで激しい点の奪い合いが続き、試合残り3分57秒、愛媛が3ポイントシュートを決めて2点差に迫った。

しかし愛媛はここからファウルを連発。

ストークスはフリースローで得た6点と、渡邊翔太のドライブシュート、トレイ・ポーターのダンクで連続10得点し、愛媛を突き放した。

特別指定選手として2月からチームに加わっている藤原瞭我(りょうが=京産大在学中)が残り2秒、Bリーグ初得点となる3ポイントシュートを決めて観客を沸かせた。

負傷選手が復調し波に乗っているストークスは、今シーズン2度目の6連勝を達成。

森山知広ヘッドコーチは、「4Qまで流れを掴めなかった難しいゲームでした。最後は総力戦で勝ち切ったので、次に繋がって良かったです」と語った。

■チェアマンがエール

Bリーグ 島田慎二チェアマン(ワールド記念ホール)/©B.LEAGUE

この日、Bリーグの島田慎二チェアマンが試合を観戦した。

島田チェアマンは試合前、「ストークスは残り5試合で、(来場者数)2万7000人を達成しようとプロジェクトを進めている。お力を貸していただきたいと思います」と挨拶。

また新しい本拠地「ジーライオンアリーナ神戸」(神戸港に建設中)に触れ、「来シーズンには新しいアリーナが誕生する。このクラブが成長していく未来が開けていく」と期待を寄せた。

■無料席も用意

B2プレーオフ進出争い

B1昇格につながるB2プレーオフには5チームが進出を決め、残り枠は「3」となった。

進出圏ギリギリ8位をキープしているストークスは、2ゲーム差で追っている静岡と週末30・31日にワールド記念ホールで戦う。

一方、2026年にスタートする新しいトップリーグ「Bリーグ プレミア」への参入条件をクリアするため、ストークスはホームゲームの「シーズン9万人来場」(1試合平均3000人)の達成をめざしている。

27日は今シーズン最多の4740人が来場した。

ストークスは30・31日、2階自由席を無料にして多くの来場を呼び掛けている。(30日は16時開始、31日は14時開始)
(浮田信明)

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