ドレイモンド・グリーンが試合開始から約4分で退場…今季は過去最多4度も退場に

3月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは敵地キア・センターでオーランド・マジック戦に臨んだ。

ウォリアーズはステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”とアンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、トレイス・ジャクソン・デイビスの先発陣で序盤にリードを手にするも、第1クォーター残り8分24秒にパオロ・バンケロのレイアップでマジックが6-6の同点に追いついた場面でアクシデントが発生。

このプレーでカリーにファウルがコールされると、納得がいかなかったグリーンがレフェリーへ食ってかかり、テクニカルファウルを宣告される。だがそれでもグリーンはレフェリーへ怒鳴り続けたことで2度目のテクニカルとなり、試合開始から4分もたたずに退場処分となった。

タイムアウト明けで、ウォリアーズはグリーンに代えてモーゼス・ムーディーがコートイン。バンケロがフリースロー1本を決めて3ポイントプレー、さらにテクニカルファウルによるフリースローも成功させ、マジックが8-6と逆転に成功。

もっとも、この日のウォリアーズは第1クォーターを27-11で締めくくってみせた。6点リードで迎えた第4クォーターでマジックの追い上げに遭い、残り2分41秒で1点差に迫られるも、ゲイリー・ペイトン二世のレイアップ、カリーのショットでリードを5点に広げると、残り33.1秒にカリーがとどめとなる長距離砲を放り込み、敵地で“Night Night”セレブレーションを見せた。

結局、試合はウォリアーズが101-93でマジックに勝利して2連勝。ウィギンズが23得点6リバウンド2ブロック、カリーが17得点4リバウンド10アシスト、トンプソンが15得点、ムーディーが12得点5リバウンド、ペイトン二世が10得点3スティールをマーク。ウェスタン・カンファレンス10位のウォリアーズは、今シーズンの戦績を38勝34敗とした。

なお、グリーンは今シーズン4回目の退場。これは自身のキャリアでも1シーズンにおける退場回数としては最多で、『ESPN Stats & Info』によると、1シーズンに4回の退場は2017-18シーズンのケビン・デュラント(当時ウォリアーズ/現フェニックス・サンズ)の5回以来初。

第1クォーターで退場になるのは今シーズン2度目のことで、ここ20年間で第1クォーターに複数回も退場処分となったのはグリーンが初となった。

【動画】マジック戦終盤に沈めたカリーの決勝弾はこちら!

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