「憧れの異世界。」を体感 ハウステンボスの新アトラクション スリル満点、深海救出ミッション

巨大スクリーンで深海の救出ミッションが繰り広げられるアトラクションのショー=佐世保市、ハウステンボス

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)に29日、新たなアトラクション「ミッション・ディープシー Xsenseライド」がオープンする。新たな成長戦略で掲げたブランドイメージ「憧れの異世界。」を体感する目玉の施設で、スリルに満ちた深海の救出ミッションへと誘う。
 HTBは昨年9月、アジア最大級の投資会社「PAG」傘下における成長戦略を発表。マーケティング会社「刀」(大阪市)の運営支援による新スポットが誕生する。アトラクションとしては、日本初の3階建てのメリーゴーラウンド「スカイカルーセル」に続く施設となる。
 海洋博物館に隠されていた深海探査基地で物語がスタート。人類未踏の1万3千メートルの海底で消息を絶った仲間を、探査艇に搭乗して救出するストーリーが展開される。メインショーでは、前方、上部の巨大スクリーンの映像と立体的な音響、特殊効果が体験できる座席などにより、臨場感を演出。迫力のライブショーが繰り広げられる。

特殊効果の座席でアトラクションを楽しむ体験者

 26日、報道関係者らに公開。体験した人は「未知の世界に入り込んだ感覚」「シートが動き、風が吹いてリアルだった」などと感想を語った。

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