MLB=米投資家のオリオールズ買収承認、オーナー会議で全会一致

[27日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は27日、オーナー会議を開き、億万長者の投資家デービッド・ルーベンスタイン氏のオリオールズ買収を全会一致で承認した。

ルーベンスタイン氏のオリオールズ買収は1月下旬、17億2500万ドル(約2610億円)で合意が成立し、27日に行われたオーナー投票はプロセスの最終段階だった。

ルーベンスタイン氏のグループには、オリオールズのレジェンドで殿堂入りのカル・リプケン・ジュニア氏や、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏、バスケットボール殿堂入りのグラント・ヒル氏らが名を連ねている。

MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏は声明で「ルーベンスタイン氏がオリオールズの新たな経営者としてMLB球団から承認されたことを祝福する。ボルチモア出身でチームの生涯ファンであるデービッドはオリオールズを導くのに他に類を見ない適任者」と歓迎の意を示した。

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