宮島フェリー「ななうら丸」運航再開 26日に大鳥居付近で座礁 廿日市市

宮島の大鳥居付近で座礁したフェリーが28日に運航を再開しました。

26日に厳島神社の大鳥居付近で座礁した宮島口と宮島を結ぶフェリー「ななうら丸」は、宮島桟橋に運ばれ船底の損傷状況などが確認されました。

矢田息吹記者「宮島の桟橋から今、ななうら丸がゆっくりと動き出しました」

試験運航は28日午前8時半ごろに始まり、航路を1往復したあとななうら丸を運航するJR西日本宮島フェリーがエンジンや電気系統などに異常がないことを確認しました。

その後、宮島口を午前9時20分に出発する便から乗客を乗せ通常通りの運航を再開しました。

JR西日本宮島フェリー 東篤志保安部長「(座礁は)人的なミスが考えられる。船員には見張りをしっかりやって運航するように教育を徹底していきたい」

JR西日本宮島フェリーは、今後運輸安全委員会などとともに座礁した付近でななうら丸を使い事故の詳しい原因を調べるということです。

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