「戦力で勝る日本とイランは避けたい」韓国メディアが“アジア3位”死守を訴える!「豪州と残り1枠を争っている状況だ」

最新のFIFAランキングで、日本の18位に対し、韓国は22位。アジアでは日本、イラン(20位)に次ぐ3番目の位置付けだが、韓国メディア『ニュース1』は「この場所を守ることがかなり重要だ」と訴えかける。

先の北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第4節で、韓国は敵地でタイに3-0で快勝。この結果、3勝1分けの勝点10でグループ首位の座を維持した。

同メディアはこの結果を踏まえ、FIFAランクではオーストラリアが23位で追走する状況でもあるなかで、次のように伝える。

「AFC加盟国のうち、FIFAランキング上位3チームは、9月から始まるワールドカップ第3次予選(最終予選)でポット1の資格を与えられる。すでに日本とイランが圧倒的に上位2つを占めており、韓国とオーストラリアが最後の残り1枠を争っている状況だ。

もし韓国がポット1から外れたら、日本、イランと3次予選で激突する可能性がある。サウジアラビア、カタールも簡単な相手ではないが、客観的に見て、日本とイランは戦力で勝っており、ワールドカップ本戦の経験が多いため、韓国としては避けたいチームだ」

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“アジア3位”の死守でポット1に入り込む――そのためにも、記事は「6月に繰り広げられるシンガポール(6日・アウェー)、中国(11日・ホーム)との2連戦の結果が重要だ。2戦全勝すれば順位は変わらず、韓国はAFC加盟国の中で3位のままだ」と、次のW杯2次予選を見据える。

果たして、狙い通りの展開となるか。日本は6月シリーズでミャンマー(6日・アウェー)、シリア(11日・ホーム)と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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