ヒカル、“10億円ホテル”をリニューアル 1000万円の改装にも大胆提案「無料でいけます?」

2024年3月27日にYouTuberのヒカルがYouTubeチャンネルを更新。10億円で購入したという宮古島のホテルの部屋を改めて紹介するとともに、購入後の変更点を説明した。

ヒカルが宮古島の「HOTEL 385」購入について発表したのは3月15日の動画内でのこと。実際にホテルを訪問し、商談や会食の様子を撮影していた。今回の動画では、相馬トランジスタやロケマサなどを連れてホテルの部屋を案内している。

動画冒頭、車内でホテルについて話すヒカル一行。相馬が「ホテルにヒカル要素みたいなのはあるの?」と質問すると「一切ないです」と断言している。ヒカルが手がけるコスメブランド「ReZARD beauty」の商品は一部取り扱っているものの、他の要素はないようだ。もともと人気の高いホテルであるため、ヒカルらしさを出すよりはさらに満足度を上げるためのリニューアルを重視しているとのこと。

しばらく車で移動すると「HOTEL 385」に到着。相馬たちは、内装などにさりげなく散りばめられたおしゃれなポイントに注目していた。ツインルームに入ると、快適に泊まるには十分な広さ。一泊の料金は時期によっても上下するが、撮影日当日は14,080円だったようだ。

部屋内で特に気になるのは明らかに分厚いマットレス。ホテル購入前に「きしむ」というレビューが多かったことから、今回NELL(ネル)マットレスの提供を受け、同社の商品で全部屋取り替えた。通常購入であれば、送料や本体価格を考えると「やっぱり1000万ぐらいはする」とのこと。ただ、ヒカルはタイアップ案件などを手掛ける株式会社サムライパートナーズで取締役社長の入江巨之さんに「なんとか無料でいけますよね?」と提案。そこで入江さんがNELL(ネル)マットレス側に営業をかけ、今回の提供が実現した。

その後は、スイートルームも見学。タワーマンションの一室のような高級感で、外にはジャグジーも付いていた。こちらも料金はシーズンなどで変動するが、撮影当日は一泊25,600円だと話している。良心的な料金で驚く他メンバーたちに、ヒカルは「本当に物が良すぎるんですよ」とコメント。また、レビューをもとにした設備改善を重視しているため「良すぎたホテルをもっと良くしただけなんですよ」と、クオリティの高さについて再度発信していた

コメント欄では「確かにヒカルのホテルに金黒モチーフとかは求めてないかな。客観的に冷静に分析していて、ビジネスの天才は違うわ。」「ホントに自分の事よくわかって戦略うってるのすげぇ」など、賞賛の声が多数寄せられている。

「10億円で宮古島のホテルを購入」という話題で注目を集めているヒカル。どのように運営していくのか気になっている方も多かっただろう。もともと人気だったホテルの特徴を活かし、外装や内装であえてヒカルらしさを出さない戦略は視聴者に好評のようだ。動画内では「僕はここのホテルで終わるつもりはないんですよ」とこれからの意気込みについても話していた。今後も、フォトスポットの設置など一部変更が加えられるようなので、どのように展開していくのか注目だ。

(文=小林嵩弘)

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