趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』（NHK総合／毎週月曜〜土曜8時ほか）の最終週「世紀のうた 心のうた」（第125回）が28日に放送され、スズ子（趣里）が羽鳥（草なぎ剛）に対して“正直な気持ち”を打ち明けると、ネット上では「壮大な伏線回収」「鳥肌たった」などの反響が寄せられた。
引退会見後もスズ子は、羽鳥と話ができないままでいた。一方、麻里（市川実和子）は羽鳥にスズ子と話をすべきだと伝える。やがて、スズ子が羽鳥の家を訪ねようと自宅の玄関を出ると、そこには偶然訪ねてきていた羽鳥の姿があった。
羽鳥はスズ子から引退を告げられたことについて「君が僕のもとからいなくなってしまうことが怖くてたまらなかったんです」と話す。さらに“ブギ＝福来スズ子”になってしまったことを指摘し「僕はいつしか君に嫉妬していたんです」と告白。改めて“絶縁宣言”について謝罪し「羽鳥善一という作曲家を作ってくれたのは、紛れもなく君です」と深く感謝する。
羽鳥の本心を聞いたスズ子は「ワテも正直な気持ちを話します」と切り出すと、これまでの歌手生活で羽鳥が作った曲しか歌ってこなかったと告げる。そして「ワテを一番輝かせてくれはるんが先生ですねん」と認めつつ「先生とワテは、人形遣いと人形みたいな関係やと思うてます」と語る。
スズ子が羽鳥に「ワテはいつまでも先生の最高の人形でおりたかったんです」と正直な気持ちを打ち明けると、ネット上には、牧野惇が制作した本作のオープニング映像の中で歌い踊る人形を思い出す視聴者が続出。「あっ人形って!! 壮大な伏線回収じゃん!!」「OPの人形の意味がここに…」「そう来るか！」といった驚きや「すごい…鳥肌たった」「素晴らしい脚本」「丁寧に作られたドラマだなぁ」などの声が相次いでいた。
