八代亜紀の歌声をオーケストラの生演奏より蘇らせる究極のハーモニーコンサート開催 小林幸子ら出演者のコメント到着

八代亜紀の歌声を豪華オーケストラの生演奏より蘇らせる究極のハーモニーコンサートが5月4日(土・祝)東京・J:COMホール八王子にて開催されます。

2023年12月30日、急速進行性間質性肺炎のため死去した、歌手の八代亜紀(享年73)。演歌の女王として圧倒的な歌唱力、ハスキーヴォイスと艶やかな歌声を響かせ人々の心を魅了し続けました。

1971年デビュー。1977年に発表した「愛の終着駅」で日本レコード大賞最優秀歌唱賞受賞、楽曲をモチーフとしたドラマも放送されました。その後「おんな港町」「舟唄」等、数々のヒット曲を出し、1980年には「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞・大賞を受賞。レコード・CDの総売上枚数は女性演歌歌手1位を記録するなど人々に感動を与え、ポップスからバラード、ジャズまでを歌いこなし日本の音楽界を牽引してきました。

芸能生活40周年を迎えた2010年には、歌唱技術が認められ文化庁長官表彰を受賞。さらには絵画でも、画家の登竜門とも言われる世界最古の美術展、フランスの「ル・サロン」で5年連続入選を果たし永久会員となるなど才能を発揮。2011年東日本大震災、2016年熊本地震などで支援活動も行ってきました。

本コンサートではそんな八代亜紀の軌跡を貴重映像と共にお届けします。進行は八代のコンサートでも司会を務めた宮本隆治。そして出演者は、同じ時代を共に歩んで切磋琢磨してきた盟友・小林幸子。後輩として、その背中を追いかけ昭和歌謡黄金時代を一緒に築いた天童よしみ。八代と最後にレギュラー番組で共演した福田こうへい。子供の頃から憧れ、この世界を志したという演歌界のプリンス青山新。それぞれが八代との思い出と魅力を語り、名曲を捧げます。

公演に先駆け、本コンサートに出演する小林幸子、天童よしみ、福田こうへい、青山新、司会を務める宮本隆治よりコメントが到着しました。

[コメント]
亜紀さんは昭和の歌姫であり、歌謡界に歴史を作ってくれた人。その魅力的なハスキーボイスから発せられる音色は、光が入っているような声の音色なんです。他の誰にも出せない女の情念と、すさまじい歌の才能がありました。
今回のオーケストラコンサートでは、大好きな亜紀さんと過ごした想い出を胸に込めて、参加させていただきます。
八代亜紀という歌手と同じ時代に歌手として生きられたこと、心から感謝しています。
――小林幸子

亜紀さん、会うたびいつも優しく「よしみちゃん元気?」と笑顔で声をかけてくれました。
これまでたくさんの貴重な時間を共有できたことに心から感謝いたします。
その人柄と芸術への情熱は私たちに多くの感動と勇気を与えてくれました。
八代さんの大切な曲を歌い継ぐのは私たちの使命だと思います。
いつもの優しい笑顔で見守って聴いていて下さいね。
――天童よしみ

八代亜紀さん、長い間、お疲れさまでした。
八代さんの番組でサブMCを務め、これまでにない経験をたくさんさせていただきました。
八代さんが残した名曲の数々を後世に伝えるべく、5月4日の追悼コンサートでは、懸命に歌わせていただきたいと思います。
――福田こうへい

僕が演歌歌手を志すきっかけをいただいたのが八代亜紀でした。子どもの頃に歌声を聴いてからファンになり、それから今日までずっとずっと大好きです!
苦しいときや落ち込んだとき、八代さんの歌の力で何度も前向きになれました。いつか僕も、多くのひとの心に寄り添える、勇気や感動を与えられる歌い手になれるよう精進して参ります!
たくさんの思い出、一生忘れません。
本当にありがとうございました!
――青山新

3年前、八代亜紀さんはデビュー50周年を迎えました。その間発売したシングル曲は206枚。その中で唯一ご本人が作詞したのが2005年発売の「生まれ変わる朝」です。次に生まれ変わることがあるなら、貴女は、「八代亜
紀」のままで生まれて来て下さい!私たちはあのビロードのような艶っぽい声が聴きたい!
5月4日の「追悼コンサート」では心に染みる亜紀さんの声、慈愛に満ちた笑顔を偲びます。
――宮本隆治

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