尼神インターが3月末で解散、誠子はマネジメント終了でフリーに

「吉本興業」は3月28日、お笑いコンビ・尼神インター(誠子、渚)が、3月末をもって解散すると発表した。

お笑いコンビ・尼神インター(左から誠子、渚)

2007年に結成した尼神インター。公式サイトによると、誠子は同社とのマネジメント契約を終了、渚は同社所属のまま活動し、それぞれの道を歩んでいくという。同社は「尼神インターに多大なご支援をいただきましたファンの皆様、関係者各位には心より感謝いたしますとともに、引き続き2人にご支援を賜りますようお願い申し上げます」としている。

■ 勇気を出して挑戦を、私らしく輝きたい(誠子)

今後フリーで活動していくという誠子は「解散が決まり、今後どうしよう?と考えた時に私は人生たった一度きりだから勇気を出して挑戦をしたいと思いました。退所を申し出た時に、吉本の社員さん達は、『吉本を辞めても、人と人として応援するからいつでも相談して欲しい』と言ってくれました。こんなに芸人やお笑いに愛がある会社に15年も所属させて頂けて私は本当に幸せです」とコメント。

続けて「今までの経験や想いを大切にしながらこれからは枠に捉われずに、私らしく輝きたいです。そしてみんなも自分もワクワクするような活動をしていきます。不安もあるけれど、自分の可能性を信じて一緒にいてくれる友達や応援してくれる皆さんを信じて生んでくれた両親への感謝を忘れずにどんな時も笑顔で優しい人になりたいです」と決意を明かした。

■ 濃ゆい時間を過ごさせて頂いた気がします(渚)

相方の渚は「こういうものを書かないといけないのか、当たり前にやるべきなのか、しなくて良いのならと、分からず迷ってましたが、マネージャーさんからのアドバイスで、ちゃんとお伝えした方が良いですという事で、思っててもそれ伝えなそもそも伝わらんか、そらそうかと思い、ほんまに簡単ではありますが皆さんにお伝えさせて下さい」と前置き。

「ここに長い時間過ごしたようですが、一生の人生で見るとそこまで長くもなく、それやのに人生の単位で考えても濃ゆい時間を過ごさせて頂いたような気がします。携わって下さった方々、たくさんの経験、学びをありがとうございました。貴重なモノがようけ手に入りました。出会った方々のお陰です。同じ時代に生まれて、たまたま出会った皆さん、時間を使って気に掛けて下さった皆さん、本当に感謝致します」と、感謝の言葉を述べた。

最後に「形は変わりますが、これからも皆さんと同じ時を過ごし、やりたい事をやっていきます」と、コメントしている。

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