第96回選抜高校野球大会第9日は28日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝を行った。群馬県の健大高崎は6-1で選抜連覇を狙った山梨学院に勝利し、初出場した2012年以来12年ぶりの4強進出を果たした。
健大は五回、斎藤銀乃助と田中陽翔の連続適時打で2点を先取。なおも2死二、三塁とすると、箱山遥人が2点三塁打を放ち、この回一挙4点を挙げた。七回にも高山裕次郎の適時二塁打、箱山の適時打で加点し、リードを広げた。
3試合連続で先発した2年生左腕、佐藤龍月は5回を1安打無失点と好投した。
準決勝は大会第10日の30日第1試合(午前11時開始予定)で、星稜(石川)と対戦する。