土川怜也さん 世界相手に健闘 技術磨き、次のステージへ 横浜市港北区

果敢に攻める土川さん(左)=提供

カナダで2月に開かれたアイスホッケージュニア国際大会に、日本代表として出場した大倉山在住の土川怜也さん(12)。2月20日に帰国し、現在は次のステージに向けて練習や試合に励んでいる。

カナダのチームを相手に初戦に挑んだ日本選抜チーム「ジャパン・セレクト」。上々の滑り出しで2点を先取するも、残り2分で一気に同点に。延長戦に持ち込まれ、2対3で惜しくも敗れた。続く敗者復活戦も敗退に終わった。

「とにかく難しかった」と土川さん。果敢に攻め込むも、相手のディフェンスが固くゴールできず、経験不足を感じたという。「相手選手は小さくてもぶつかり方が上手。今後は小柄な体格をカバーするテクニックを伸ばしたい」と課題を語った。一方で「得意のスピードでゴールをアシストできた」と話す表情には笑顔が見られた。

世界のレベルや本場の熱狂を肌で感じた土川さん。北米プロリーグの夢に向け、「世界の強さ・スピードを実感した。この感覚をキープして、もっと強い選手になる」と真剣な表情で語った。

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