南大沢文化会館の主ホールで３月20日、市内小中学校の合唱祭が開かれ、小学校３校と中学校５校が参加して日頃の練習の成果を披露した。
第一線から退いた実業家らがキャリアを生かした社会貢献を志し活動する東京八王子プロバスクラブ（持田律三会長）が主催。市内で合唱の文化を盛り上げ、その輪を広げようと企画し、市や地元企業らが協力した。
市内から第一小、上柚木小、由木西小、椚田中、第七中、石川中、共立女子第二中、南多摩中等教育学校の８校から合唱部らが参加。１校ずつステージに立ち、「カリブ夢の旅」や「Ｒｅｐｌａｙ」「想い出がいっぱい」などの曲を声高らかに合唱した。最後に東京八王子プロバスクラブの男声合唱団「シニアダンディーズ」を含む出演者全員で「木を植える」の大合唱が行われ、盛況のまま幕を閉じた。
持田会長は「子どもたちには今日の思い出を、ぜひ人生の１コマとして記憶してもらえれば。クラブでは、これからも若者が希望を持てるような活動を続けていきたい」と展望を語った。
