ゆめが丘総合病院 4月1日開院に向け式典 住民向け内覧会も実施 横浜市泉区

式典であいさつをする池島理事長

駅前再開発が進む相鉄線ゆめが丘駅。住宅建設が進み、7月には大型商業施設ソラトスの開業が控えている。

着々と開発が進む中で、4月1日に開院する「ゆめが丘総合病院」(医療法人社団鵬友会/池島秀明理事長)の開院記念式典が3月23日、同院内で開かれた。

会場には副知事の首藤健治氏や副市長の城博俊氏、県病院協会会長の吉田勝明氏などの来賓のほか衆議院議員の坂井学、山崎誠両氏のほか地元選出の県市議会議員、関係者など150人以上が来場し、開院を祝った。

池島理事長はあいさつの中で「新病院の計画から完成まで新型コロナウイルス感染症の流行という未曽有の事態に見舞われましたが、関係者皆さまの尽力により本日を迎えることができました」と感謝の言葉を述べ、続いて「救急機能を中心とした急性期機能、そして地域住民の健康を守ることを主眼とした健康スマートシティの中心としての機能を持つ健診プラザなど充実した医療を提供する『ゆめが丘総合病院』を開院することができました。私たちは地域の皆様から信頼される医療・介護・福祉に貢献することを理念としています。ゆめが丘総合病院では、横浜医療センターや聖マリアンナ医科大学横浜西部病院をはじめとした地域の医療機関と連携して、地域全体の医療の質の向上に貢献することで地域の皆様へ安心安全を提供していきたい」とした。

地域防災も活動

同院は病床数156床のうち高度治療室8床、手術室3室など病院機能を強化して救急医療体制を充実させ、自然災害や感染症への有効な対応として、地域住民と連携し地域の防災活動に積極的に関わっていくことなどを説明した。また疾病予防として健康スマートシティの中心になる健診プラザを併設し、健診などを気軽に受けられるように日曜日も対応することなどを発表した。

当日は地域住民を対象にした内覧会も行われ、450人が参加するなど新病院への関心の高さが伺えた。

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