青葉区制30周年記念 特別アマチュア無線局開局 区民イベントでは体験も 横浜市青葉区

前列左から長部会長、中島区長と区内で活動するアマチュア無線クラブのメンバーら

青葉区制30周年を記念した特別アマチュア無線局の開局式が3月16日、青葉区役所で行われた。

区内のアマチュア無線クラブのメンバーで構成された「青葉区制30周年記念アマチュア無線クラブ」(長部邦廣会長)が無線を通じて国内外に青葉区の魅力を発信し、30周年を盛り上げること、交信体験を通じて科学や通信技術の理解や関心を深めることを目的にコールサイン「8J1AOBA」で立ち上げた。

運用期間は12月31日まで。一般運用のほか、今回は区民まつりや防災フェスティバルなどの区民が集まるイベントで免許を持っていない人も参加できる体験運用を実施する。体験運用者には交信証が渡されるという。

長部会長は「青葉区が誕生した約30年前は国内に137万局あったが現在は40万局に減少。今回の体験運用を通して、アマチュア無線に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しい」と話した。

中島隆雄区長は「特別開局を嬉しく思う。災害時の有力な通信手段として、日ごろから訓練などにも参加いただきありがたい」と述べた。

体験運用で交信を図る中島区長(右)

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