リヴァプールのレジェンドであるフェルナンド・トーレス氏が、同クラブに所属するエジプト代表モハメド・サラーについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。
トーレス氏は2007年にアトレティコ・マドリードからリヴァプールに移籍し、2011年1月にチェルシーへ移籍するまで、リヴァプールで公式戦通算142試合に出場して81ゴールを記録した。
サラーはリヴァプールで通算337試合に出場して207ゴールを記録しており、同クラブでの歴代得点ランキング5位に立っている。また、1試合あたりのゴール数においてもトーレス氏を含めた様々な選手の記録を上回っている。
「私とサラーはチェルシーでチームメイト（2013－14シーズン）だったんだ。今も連絡を何度も取り合っているし、彼が私の記録を塗り替えてくれて本当に嬉しいね！」
「彼がイングランドに来た頃のことを思い出すよ。彼は一旦、イタリアのクラブに移籍して自分自身の才能を証明して、サラー自身にとってふさわしいクラブを見つける必要があった」
そしてトーレス氏は、「過去10年間で最高の選手の1人」であるとサラーを称賛した。
「私にとっては、彼はトッププレーヤーであり、過去10年間で最高の選手の一人だ。彼が成し遂げてきたことを見ればわかる。いつも言っていることだが、彼は私のお気に入りの選手であり、過去10年間で世界最高の選手の1人だ」
「リヴァプールが優勝できたのも、クラブがすべてをかけて戦えるのも、彼のおかげだ。イングランドに移り住んでプレーをすることが、彼にとってどれだけ大変だったか知っている。彼は、自身が優れた選手であることを証明し、自分を信頼してくれるクラブを探す必要があった。今ではその才能を十二分に披露している」
「彼が（2022年に）リヴァプールでプレーし続けるという新契約にサインしたとき、本当に嬉しかった。彼はリヴァプール史上最高の選手になるだろう。すでにそうなのかもしれないけど、彼はまだまだ色んなことを達成するだろうさ」
