「BTS」のドラマ「YOUTH」、いよいよ公開秒読み…「花様年華」の世界観描く

韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のアルバム「花様年華」を基盤としたドラマ「YOUTH」が、公開を控えている。

BTS(防弾少年団) のプロフィール

チョロッペム・メディアとHYBEが共同制作し、Fingerlabs社が協業した同ドラマは、「BTS」が2015年からアルバム、ミュージックビデオなどの公式コンテンツを通じて披露してきた、“花様年華”という連続性のある仮想の物語を基盤に再構成されたドラマだ。実際のアーティストとは別の叙事を持ったストーリー構造で、7人の少年たちの学生時代と成長過程が込められている。

JTBCドラマ「花たちの戦い―宮廷残酷史―」を演出したキム・ジェホン監督と、JTBCドラマ「まぶしくて―私たちの輝く時間―」を執筆した作家のキム・スジンがタッグを組む。

ここに新人俳優のソ・ジフン、ノ・ジョンヒョン、ソ・ヨンジュ、アン・ジホ、キム・ユンウ、チョン・ウジン、チョン・ジンソが抜擢され、新鮮な魅力を加える。2020年10月に初撮影を開始し、2021年10月に最後の撮影を終えた。全12話で制作された同ドラマは、計3つのパートに分けられて、各パート別に4話ずつで構成される。

何より、同ドラマは「BTS」の花様年華を基盤にした2次創作コンテンツ(影響を受けたフィクション(虚構)で作り出したドラマ)であるだけに、世界初のウェブ3.0技術を適用したコンテンツ流通方式を試みているという点で、より関心を集めている。既存のOTTに代弁されるコンテンツ流通産業のウェブ2.0構造を脱け出す、新しい試みとなる予定だ。

これと関連し、同ドラマはFingerlabs社が開発し、チョロッペム・メディアと協業して具現化したプラットフォーム「Xclusive」でのみ、独占販売される。コンテンツの特性やジャンルを考慮し、さまざまな方案を苦心した結果、最も最適の流通方式とプラットフォームが決まったという。4月の第1週からスタートし、1か月間ドラマ全話公開のための、視聴権の事前販売がおこなわれ、5月1週目に本格的な視聴権の販売に突入する。

チョロッペム・メディアの関係者は、「遂にドラマ『YOUTH』が万全の準備を終えて成功的なローンチと、公開のみを控えている」とし、「韓国で世界初の技術を組み合わせた新しいコンテンツ流通方式で、“Kカルチャー”の地位を高める助けになるはず」と伝えた。

一方、「YOUTH」は2015年に発売された「BTS」のアルバム「花様年華」を基盤にした2次創作コンテンツで、昨年5月に仏パリで初のティーザー映像を公開した。

BTS(防弾少年団)のプロフィール

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