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Googleは今年初めから、一部の最新Androidスマートフォンを対象に「かこって検索」（Circle to Search）機能を提供している。画像やテキスト、動画を観ているときに、気になる箇所を丸で囲んだりなぞることで、アプリを切り替えずにすぐに検索できるというものだ。
同社はこの機能をアップデートして言語の翻訳にも対応することや、対応モデルを広げることを発表した。
その使い方は、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しして、翻訳アイコンをタップするだけ。指やスタイラスで円を描く必要さえなく、画面を丸ごと訳してくれる様子をGoogleは披露している。
たとえば行ってみたいレストランを見つけたが、そのサイトにあるPDFメニューに何が書いているのか分からない。あるいは、ストリーミングアプリで海外ミュージシャンを知り、その歌詞を理解したいと思ったとき、非常に便利に使えそうではある。
この翻訳機能は「今後、数週間のうちに」提供を開始するとのこと。また「かこって検索」はPixel 7、Pixel 7 Pro、Pixel 8、Pixel 8 ProおよびGalaxy S24シリーズのみ利用可能だったが、今週から折りたたみデバイスを含むより多くのAndroidスマホやタブレットにも展開するという。
具体的には、まずPixel 6、Pixel 6 Pro、Pixel 6a、Pixel 7a、Galaxy S23、Galaxy S23+、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23 FE、Galaxy Z Fold5、Galaxy Z Flip5、Galaxy Tab S9シリーズが対象。さらにPixel FoldやPixel Tablet等にも「近日提供」とされている。
その一方、道路標識やポスターなど現実世界にあるものを翻訳する場合は、「Googleレンズ」が推奨されている。こちらはGoogleアプリでLensアイコンをタップし、翻訳オプションを選ぶだけだ。そうするとアプリが自動的に言語を検出し、システムで設定している言語に翻訳して原文に上書きする。
