韓国では、日本と同様、もちなどの伝統菓子に使われることが多い「よもぎ」。最近では、よもぎを使ったスイーツやドリンクも韓国で人気です。米粉とバターを合わせた生地によもぎの品のある、さわやかな香りをプラスして、サクッ、ふわっとした食感に焼き上げます。
連載では詳しいPOINTを紹介中! なかしましほさんが出会った 韓国スイーツ、ときどきパンvol.4 【よもぎと米粉のスコーン】はこちら なかしましほさんの本レシピにまつわるエピソードはこちら
by なかしましほさん
このレシピの材料
数量:6個分
A(粉類)
米粉(ミズホチカラ菓子用)… 130g
てんさい糖… 30g
ベーキングパウダー… 小さじ1強(5g)
塩… ひとつまみ
cotta 国産粉末よもぎ… 大さじ2(5g)
水… 大さじ1
バター(食塩不使用)… 35g
B(卵液)
溶き卵… 1/2個(30g)
牛乳… 30g
溶き卵(つや出し用)… 適宜
こしあん(お好みで)… 適宜
下準備
・バターは1cm角に切り、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。 ・オーブンは180℃に予熱する。 ・卵をボウルに割り入れ溶きほぐし、溶き卵を準備する。
作り方
1.よもぎパウダーに水を加えてなじませる。
2.フードプロセッサーに1とAを入れ、全体が均一になるまで軽く攪拌する。
3.バターを加え、全体が均一になり、サラサラとした状態になるまで攪拌する。
4.B(卵液)を加え、しっとりとしたそぼろ状になるまで攪拌する。
5.生地をオーブン用シートを敷いた台に取り出し、ひとつにまとめる。
6.手のひらの付け根を使って軽くつぶし、カードで半分に切って重ねる。もう一度軽くつぶして生地を重ねる。
7.めん棒で厚さ2.5cmに伸ばし、生地をカードで6等分にカットする。
8.オーブン用シートを敷いた天板に間隔をあけて並べ(膨らみが悪くなるので、なるべく断面を触らない)、生地の表面に溶き卵をさっと塗る。
9. 180℃のオーブンで20分、表面に良い焼き色がつくまで焼き、網に取り出す。
10.温かいうちに、好みでこしあんをはさんで食べる。米粉を使っているため冷めると固くなりやすいので、すぐに食べない分は、粗熱をとってから厚手のポリ袋に入れると良い。冷めたものは、電子レンジ(500または600W)で10秒ほど加熱してから軽くトーストし、温め直すのがおすすめ。