「韓国人の暮らしの満足度」を調査、結果は?=韓国ネット「お金があれば幸せ」「一人暮らしが最高」

27日、韓国・JIBSは「自分自身の暮らしに満足する韓国人が減っていることが分かった」と伝えた。写真は韓国。

2024年3月27日、韓国・JIBSは「自分自身の暮らしに満足する韓国人が減っていることが分かった」と伝えた。

韓国・統計庁が発表した23年の韓国の社会指標によると、自分自身の暮らしに満足する人の割合と、自分自身の仕事に価値があると考える人の割合がいずれも前年より減少した。

韓国国民のうち自分自身の暮らしに満足している人の割合は74.1%で、前年(75.4%)比1.3ポイント減少した。男性(74.3%)が女性より(73.9%)やや高く、所得水準別では月収500万~600万ウォン(約56万~67万円)の回答者の暮らしの満足度(80.3%)が最も高かった。年齢別では40代(79.2%)が最も高く、60代以上(68.7%)が最も低かったという。

また、韓国国民のうち自分自身の仕事に価値があると考える人の割合は68.4%で、前年(72.6%)比4.2ポイント減少した。男性(69.2%)が女性(67.7%)より1.5ポイント高く、年齢別では19~29歳で価値があると考える人が多かった。所得水準が高いほど、自分自身の仕事に価値があると考える傾向も見られたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「お金をたくさん稼ぎ、お金持ちになれば100%幸せになれると思う」「一人暮らしは満足度が高い」「500万ウォンでも一人暮らし、もしくは子どもがいない夫婦なら十分」「月収500万ウォンでの一人暮らしは最高だ。好きな車が買えるし、ぜいたくはできなくても余裕のある生活ができる」「500万ウォンほどの所得水準があっても幸せを感じられないというのは哲学の問題。国産車に乗れば不幸、ベンツに乗れば幸せなのか?。物質にのみ幸せを求めていると、結局不幸を招く。衣食住が満たされているなら、後は心の持ちよう」「月収250万ウォンで結婚したけど、十分豊かに暮らせている」など、さまざまな声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

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