パソコン画面に「ウイルス感染」と出たら特殊詐欺を疑って!新潟市東区の80代男性、電子マネーの購入促され3万円の被害

 パソコンのウイルス対策名目で電子マネー3万円分をだまし取られたとして、新潟市東区の80代男性が3月27日までに、新潟東署に被害を届け出た。新潟東署は特殊詐欺事件とみて調べている。

 新潟東署によると、3月26日に男性がパソコンで作業をしていると、ウイルスに感染したという画面が現れた。表示された番号に電話すると、パソコンソフト会社の社員をかたる片言の日本語を話す男から、ウイルス対策として電子マネー3万円分の購入を要求された。

 男性がコンビニで購入してカード番号をパソコンで入力すると、男から「番号の桁数が1桁足りない」と再び購入を求められた。同じコンビニで買おうとしたところ店員に詐欺ではないかと声をかけられ、被害に気付いた。

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