第7回さくら開花・見頃予想 いよいよ開花へ!満開は早く、東・西日本は来週が花見のピーク

<気象予報士のポイント解説>
・開花遅れるも今週末からいよいよ開花ラッシュ
・満開までは早く、来週は東・西日本でお花見ピーク!
・来週にはさくら前線がみちのく入りへ

開花遅れるも今週末からいよいよ開花ラッシュ

3月に入ってから寒気の影響で気温が上がらず、今シーズンの桜の開花はどんどん後ろ倒しとなっています。ただ、今週末から気温が急激に上昇し、九州では3月31日(日)頃、中国・四国から東北の広い範囲では4月4日(木)頃から「高温に関する早期天候情報」が発表されています。東・西日本では初夏の陽気となるため、桜の生長が一気に加速するでしょう。東京の開花は秒読みで3月29日(金)には開花の便りが届き、みちのく入りは4月の1週目となりそうです。

満開までは早く、来週は東・西日本でお花見ピーク!

近年では3月には桜の散ってしまう地域もあり、桜=入学・入社というイメージが薄れつつありましたが、今シーズンは新年度のイベントを満開の桜が彩るでしょう。開花まではかなり時間がかかりましたが、満開まではあっという間となりそうです。東・西日本では来週がお花見のピークとなる所が多いでしょう。寒暖差の大きい時期ですので、昼間が暖かくても夜桜見物には羽織るもの用意してください。

次回のさくら開花・見頃予想は4月4日(木)の発表予定です。
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