「もんぜんぷら座」諮問委 飲食・物販の商業利用など答申【長野市】

長野市中心部の複合施設「もんぜんぷら座」の解体後の跡地利用について、諮問委員会は飲食・物販の商業利用などを答申しました。
旧・ダイエー長野店として建設された「もんぜんぷら座」は、閉店後に市が取得し2003年から活用してきました。
子育て支援施設やスーパーなどが入っていますが、老朽化のため取り壊す予定です。

■長野市民(30代女性)
「子育て(支援の)広場『じゃん・けん・ぽん』をよく利用する。移転先とかが分かれば知りたい」

おととしから跡地利用を検討する諮問委員会は28日朝、市に答申書を提出しました。

■諮問委員会・柳沢吉保・部会長
「とくに市民活動・交流支援・生涯学習支援・子育て支援については、エリア内への直接移転が望ましい」

このように、既存の支援施設の機能は一部残すと答申。
その上で、「まちの魅力やにぎわいにつながる新たな機能の導入」として観光、情報発信、飲食・物販の拠点としての跡地利用が提言されました。
これに対し、荻原健司市長は…

■荻原健司市長
「人口減少とか社会情勢の変化の中で、まさに時代の様々な要請にかなった答申になっていると思います」

「もんぜんぷら座」は、2031年度に取り壊しが始まる予定です。

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