イースターに1100万人が出入境

香港はまもなくイースターと清明節の長期連休を迎え、出入境の人の流れはピークに達すると予想されている。3月26日付香港各紙によると、入境処は3月28日から4月7日までに、最大1100万人の旅客が海、陸、空の出入境管理所を経由して香港に出入りすると推定しており、このうち950万人が陸路を利用すると予想されている。これは旧正月のピークよりも多い。入境処の予測では、今週金曜日(29日)が陸路出境のピークとなり、60万1000人が出境すると予想され、入境者数のピークは来週月曜日(1日)で、58万9000人が香港に入境すると予想されている。飲食業界の関係者の間では、この大型連休中に「香港人の北上」の影響が再び強まるのではないかと懸念する声もあり、夜の売り上げは少なくとも3割減少すると予想されている。

長期休暇の影響で、より多くの香港市民が消費のために中国本土へ向かうことになるが、特区政府も3月には芸術を利用してビクトリア・ハーバーの両側で多数の美術展を開催する予定だ。世界中から香港への観光客が集まり、出入境管理所はさらに混雑するとみられる。入境処は、イースターと清明節の期間中、1100万人以上の旅客が香港に出入境すると推定しており、これは旧正月の750万人を上回る。羅湖、落馬洲、港珠澳大橋の出入境管理所は非常に混雑することが予想され、1日平均でそれぞれ20万7000人、16万9000人、14万3000人が出入境するとみられる。陸路を経由する場合は、できるだけ早く旅程を計画し、混雑する時間帯に出入境管理所を通過することを避けるよ呼びかけている。

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