ブルース・スプリングスティーンの伝記映画、ジェレミー・アレン・ホワイトが主演交渉中

米ハリウッド・リポーター誌によると、俳優のジェレミー・アレン・ホワイトが、今後公開予定のブルース・スプリングスティーンの伝記映画で主役を演じる交渉をしているようだ。

この映画『Deliver Me From Nowhere』は、米ニュージャージー州出身の“ザ・ボス”ことスプリングスティーンの1982年のアルバム『ネブラスカ』の制作に焦点を当てており、2023年に発表されたウォーレン・ゼインズによる同名小説を基にしている。米ハリウッド・リポーター誌によると、スコット・クーパーが脚色と監督を務める予定で、エリック・ロビンソンとエレン・ゴールドスミス=ヴェインがプロデューサーを務め、ゴッサム・グループが映画をバックアップする。

スプリングスティーンは以前、6thスタジオ・アルバム『ネブラスカ』が自身の最も決定的な作品だと語っていた。「もし私が“これは今から50年後のあなたを代表するものだ”と言われるようなアルバムを1枚選ばなければならないとしたら、“ネブラスカ”を選ぶだろう」と彼は2023年に米CBSの番組『サンデー・モーニング』に話した。同作は、1982年10月30日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で最高3位を記録した

映画『アイアンクロー』、ドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』などで知られるホワイトは、ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』でのカルメン・“カーミー”・ベルザット役により、アワード・シーズンで注目を浴びている。33歳のホワイトは、『一流シェフのファミリーレストラン』での演技で【クリティクス・チョイス・アワード】、【ゴールデングローブ賞】、【全米映画俳優組合賞】でそれぞれ2部門、【エミー賞】で1部門を受賞した。

報道時点では、この伝記映画の制作やスケジュールに関する情報は公開されていない。

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