北海道中央バス 地方路線も値上げ 12月から平均2割程度

道内バス最大手の北海道中央バスは、ことし12月1日からの地方路線の運賃値上げを道運輸局に申請したと発表しました。運賃値上げ対象は、石狩、後志、空知の3つの管内を走る68路線で、道内で運行する路線のおよそ3割に当たります。初乗り運賃は40円高い240円にするなど、平均2割程度値上げする計画です。中央バスは運転手不足などを理由に昨年12月に減便や路線短縮など590便の見直しを行い、来月からも313便を減便します。値上げは、不足するバス運転手の処遇を改善し、人材確保につなげる狙いです。中央バスは既に札幌市内のバス路線の均一運賃をことし12月1日から現在より30円値上げする方針を明らかにしています。

© テレビ北海道