C・ロナウドはもうベストではない! 専門家がポルトガル代表の“序列”を指摘「今はB・シウバ」「数年前なら完全に異端扱い」

欧州サッカーのエキスパート、アンディ・ブラッセル氏が、ポルトガル代表内における、クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)の立ち位置の変化を指摘した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

バロンドールを5度受賞しているC・ロナウドは、同代表史上最多の206試合に出場し、128ゴールをマーク。39歳にしてなお影響力は絶大だが、欧州のトップクラブでゴールを量産したかつてほどの輝きはない。

それゆえ、ブラッセル氏は現在のポルトガル代表のベストプレーヤーは、ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)だと考えているようだ。

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「ロベルト・マルティネス監督にはオプションがある。ポルトガルのチームにはクオリティの高い選手が多いので、彼が複数のオプションを取れば、みんな理解してくれると思う。クリスティアーノ・ロナウドも先発だけでなく、サブに回る機会もあると理解していると思う。それは生きていくための道でもある。

2、3年前なら、ロナウドを批判しようと考えただけでも、ポルトガルでは完全に異端扱いされていただろうね。それに対して今は、ベルナルド・シウバが最高の選手だと理解されていると思う」

B・シウバはポルトガル代表とシティのキーマンとして、強烈なインパクトを発揮。直近でも、代表ウィーク直前のニューカッスル戦(2-0)で2発を叩き込めば、その5日後のスウェーデン戦(5-2)で2アシストをマークと、大車輪の活躍を見せている。

C・ロナウドとしては、まだまだ実力を伴う看板選手であり続けるために、今夏の自身6度目となるEUROで、健在ぶりを見せつけたいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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