兵庫県教育委員会は28日、乗用車を運転中に自転車の70代女性に重傷を負わせたとして、播磨東地区の県立高校の女性事務長（58）を減給10分の1（1カ月）の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、事務長は昨年12月1日夜、明石市内を車で走行中、信号のない交差点で女性の自転車にぶつかり、左腕を骨折する重傷を負わせた。事務長は自動車運転処罰法違反（過失運転傷害）の罪で罰金20万円の略式命令を受けた。
このほか、知的障害のある生徒に対して、不適切な発言を繰り返した播磨西地区の県立高校の男性臨時講師（46）と、生徒の成績一覧表6枚（240人分）を無断で持ち帰り、コンビニのコピー機に2枚（80人分）を置き忘れた阪神地区の県立学校の女性非常勤講師（70）を、いずれも戒告とした。（斉藤正志）
