和光市駅/北口地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定

三菱地所レジデンス、三菱地所、大京の3社は3月28日、事業協力者として埼玉県和光市駅前で権利者と推進している「和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業」について、同日、埼玉県和光市から都市計画決定の告示がされたと発表した。

<再開発の予定地>

プロジェクトは、東武東上線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線「和光市」駅の北口駅前で、和光市駅北口土地区画整理事業地内(11.3ha)に立地。都心に近く交通至便と立地条件には恵まれているものの、周辺道路の狭さや住宅の密集など、生活利便性や安心・安全なまちづくりにおける課題を解決する必要があった。

今回、駅前エリアでは駅前広場や道路、公園を整備し、駅周辺の安全性・利便性の向上や良好な住宅環境の形成により、宅地の利用増進を図り、災害に強い安全・安全なまちづくりを目指している。その中で、プロジェクトは、約0.7haの敷地に住宅、商業施設等が一体となった複合施設を建設するとともに、歩行者道路や歩道状空地も整備する予定だ。

<施設イメージ>

■これまでの経緯と今後のスケジュール
2017年~ 高度利用化勉強会による検討(計10回開催)
2019年 和光市駅北口駅前再開発検討会設立
2020年 検討パートナー選定(三菱地所レジデンス、三菱地所、大京)
2021年 和光市駅北口地区市街地再開発準備組合設立
2024年 都市計画決定
2025年 組合設立認可(予定)
2026年 権利変換計画認可(予定)
2026年 工事着工(予定)
2029年 竣工(予定)

■事業概要
事業名称:和光市駅北口地区第一種市街地再開発事業
施行地区:埼玉県和光市新倉1丁目、下新倉1丁目の各一部
建築敷地面積:約7100m2
延床面積:約5万6500m2
用途:住宅、商業施設等、駐車場、駐輪場
住宅建設の目標:約300戸

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