ベルク、埼玉のために2千万円を寄付 地域に密着する店舗、福祉活動も支援していた 店の2階にある駐車場、避難場所として活用も 多方面から埼玉に協力へ

大野元裕知事から感謝状を贈呈されたベルクの原島一誠社長ら

 埼玉県を中心に関東で地域密着型のスーパーマーケットを展開するベルク(原島一誠社長)は26日、県のシラコバト基金に2千万円を寄付し、大野元裕知事から感謝状を贈呈された。

 1977年に設置された同基金は民間団体の地域福祉活動への支援をはじめ、福祉教育・ボランティア体験学習の推進、障害者の地域生活サポート事業などに活用されている。

 eスポーツの普及拡大や防災についての意見交換も行われ、原島社長は「お店の2階に駐車場があり、避難場所として自治体と協定を結ばせていただいている。東松山で川が氾濫したときは車を止めてくれということもあった」と多方面での協力に意欲をにじませた。

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