小林製薬の「紅麹」 食パンでの使用を確認 一部自主回収も残りは購入されたか

小林製薬の紅麹成分入りのサプリを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題、影響が全国に広がっています。

愛媛県内でも、小林製薬の紅麹を原料に使ったパンや健康食品の自主回収が行われています。

小林製薬の紅麹を含む商品を販売していたのは愛媛県伊予市にある「篠崎ベーカリー」です。

県によりますと今月19日、店頭で紅麹を含む食パン1点を販売したほか、県内3か所の小売店にミニブレッド13点を卸したということです。

問題が発覚して以降、ミニブレッド5点を自主回収したものの、残りの商品は購入された可能性があるということです。

店では対象商品について、購入した店舗で返金に応じる対応を取っています。

なお、県によりますと商品に使われていた紅麹には、小林製薬が発表した「意図しない成分」は含まれていないことが確認されているということです。

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