CO2排出権取引詐欺で男女6人起訴 群馬・前橋地検

 二酸化炭素(CO2)の排出権取引を巡る投資詐欺事件で、前橋地検は27日、詐欺の罪で、大阪市の無職の男(55)ら男女6人を前橋地裁に起訴した。

 他に起訴されたのは、東京都の会社役員の男(51)、会社員の男(49)、職業不詳の男(43)、堺市の無職の女(47)、千葉県の会社役員の男(43)の5容疑者。

 起訴状などによると、仲間と共謀して、東京都の会社役員の男(51)の資産運用会社員などとして、2021年2~7月、60代の男女4人にそれぞれCO2排出権に関するうその投資話を持ちかけ、計2300万円をだまし取ったとされる。

 群馬県警は2月までに、詐欺の疑いで、6人を含む男女11人を逮捕した。

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