白石晃士監督で押切蓮介のホラー漫画『サユリ』映画化 「新時代のホラーを目指しました」

押切蓮介のホラー漫画『サユリ』が白石晃士監督によって映画化され、2024年夏に公開されることが決定した。

累計発行部数20万部を突破する押切のホラー漫画『サユリ』は、とある家族が夢のマイホームへと引っ越した途端、次々と不可解な現象に襲われる物語。原作者の押切にとって、自身の作品の中でも「一番好き」と語るほど思い入れのある作品だ。押切が“こんな邦画ホラーがあればいいのに……”と考え、自ら描き上げたホラー漫画でもある。

『貞子vs伽椰子』や『不能犯』など、幽霊、呪い、オカルト、モキュメンタリーなど様々なジャンルのホラー作品を数多く手がけてきた白石が監督を務める。

原作者の押切と監督を務める白石からはコメントも到着した。

コメント

■押切蓮介(原作)

今までのJホラー映画で理不尽に散っていった人類の無念、僕はもう我慢の限界だ! 霊に負けに負ける負け戦映画はもうこりごりだと思う人には是非観てほしい! 霊に立ち向かえ! 怒りに怒れ! バカになれ!!

■白石晃士(監督)

原作を一読し、これを映画化するのは絶対自分!と、プロデューサーと共に企画を進めてはや5年。ついに映画化へこぎつけた入魂の娯楽ホラー映画です。停滞しているJホラーをブチ壊す、新時代のホラーを目指しました。恐怖と絶望とユーモアと興奮と感動を、ぜひ劇場で味わってください。刺激強めのカオス味、後味は意外と爽やかかもしれません!

(文=リアルサウンド編集部)

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