使った後、熱いまま入れられる!ヘアアイロンポーチの作り方

今回はヘアアイロンポーチの作り方を紹介します。
前側にはコードを収納できるポケットがついており、熱いままでも入れられるように内側には100均で購入したアイロンマットを使用しました。

完成サイズ

完成サイズはW12×H40cmです。
今回は長めのヘアアイロンでも収納できるように大きめのサイズで作りますが、お好みの長さで作ってくださいね。
ひもなどをつけておくと、洗面所などで引っ掛けて使えますよ。

材料

表地はW14×H42cmです。
同じサイズで2枚用意しましょう。

今回は普通の厚さの「オックス生地」を用意して、不織布の接着芯(普通の厚さ)を貼りました。

コードを収納する前ポケットの生地は、W14×H33cmで1枚用意します。

引っ掛けるひもをつけたい場合は、W8×H22cmの生地を1枚用意します。
13mmのプラスナップも1組用意しましょう。

ファスナーはカットできるタイプを用意してくださいね。
長さは50cmほど必要なので、長めのものにしましょう。
今回は100均で購入したロングファスナーを用意しました。

ポーチの内側には、ダイソーで購入したアイロンマットを使います。
アルミコーティングがされているタイプなので、耐熱効果がありますよ。
耐熱温度は180度なのでヘアアイロンを使った後にそのまま入れて大丈夫だと思います。

内側をふちどりたい場合は、ふちどり用のテープを用意します。
ふちどりタイプのバイアステープやグログランテープなどを準備してくださいね。
長さはだいたい60cm必要です。

表地のカット

左右対称になるようにカーブをカットしていきます。
表地を中表になるように重ね、クリップで固定しましょう。

縦横6cmの位置に印をつけます。

画像のように先ほどの印と角を定規でつなぎ、角から2.5cmの線を引きます。

先ほどの2.5cmの線を通り、6cmの印を画像のようにつないでカーブを書きます。

線に沿ってカットします。
カーブを作るのは1か所だけです。

アイロンマットをカット

表地と同じ大きさになるように、アイロンマットをカットします。
カットした表地を型紙にして、アイロンマットに線を引きましょう。

線に沿ってカットします。
表地と同じ大きさのアイロンマットが2枚できました。

前ポケットをつける

ポケット用の生地を用意します。
生地の表面を下にして、上端を1cmの三つ折りにしましょう。

まずは、上端を1cmアイロンで折ります。

もう1cmアイロンで折りましょう。
これで三つ折りができました。

三つ折りにした内側の際を縫います。

本体の表地にポケットをつけます。
右上にカーブがある表地に重ねましょう。

下の角に合わせてクリップで固定したら、縫い代0.5cmで仮縫いしてください。

ひもをつける

ひも用の生地を用意します。
生地の表面を下にして、片側だけ端を1cm、アイロンで折りましょう。

アイロンで縦半分に折ります。

生地を広げて、中心に向かってそれぞれの端を折ります。

半分に折り、1/4サイズにしましょう。

端をぐるっと一周、ミシンで縫います。

前ポケットがない方の表地に、ひもをつけていきます。
表地の横幅は14cmなので、真ん中の7cmのところに印をつけましょう。

切りっぱなしになっている方のひもの端の中心と、先ほどの印を合わせます。

印を合わせたら、縫い代0.5cmで仮縫いします。

ファスナーをつける

端から1.5cmのところに印をつけます。

下側は、下から1.5cmのところに印をつけましょう。
印をつけたところがファスナーのつけ止まり位置になります。

ファスナーを用意して、50cmのところに印をつけます。

縫い代分が必要なので、先ほどの印から2cmほどのところでカットします。

ファスナーの端の始末をしていきます。
スライダーのない裏面を上に向けて、端をななめに折ってまち針で固定しましょう。
左右対称になるように折ってくださいね。

折ったところが動かないように、手縫いかミシンで縫います。

はみ出しているところはカットしましょう。

ポケットがついている表地からファスナーをつけていきます。
生地の表面とスライダーが向かい合わせになるようにしましょう。
先ほどの印とファスナーの先端を合わせて、生地が0.5cm見えるようにしてまち針で固定してくださいね。

カーブは合わせにくいので、ファスナーに3mmぐらいの切り込みを入れてから合わせましょう。

下側までファスナーを合わせたら、1.5cmの印のところでまち針を刺します。

ファスナーの端を折り、まち針で固定します。

布端から1cmのところを縫います。

中表になるように裏地を重ねます。
ファスナーをはさんで布端をそろえましょう。

クリップで固定したら表地の裏面を上に向けて、先ほどの縫い目の上を縫います。
両端にファスナーはありませんが、縫い目がつながるように縫ってくださいね。

アイロンマットが厚いので、カーブに切り込みを入れます。

生地の表面を外にして、アイロンで端を押さえます。

もう1枚の表地にも、同様にしてファスナーをつけます。
表地同士を中表に重ね、ファスナーの端をつけ止まりの印に合わせてまち針で固定しましょう。

先ほどと同様に、ファスナーの端をつけ止まりの印で曲げます。
固定したら布端から1cmのところで縫い合わせましょう。

カーブはファスナーを開けた状態で縫った方が縫いやすいですよ。

裏地同士を中表に重ね、生地の端をそろえてクリップで固定します。

表地の裏面を上に向けて、先ほどの縫い目の上を縫います。

カーブになっている縫い代に切り込みを入れます。

生地を外表にして、アイロンで端を押さえます。

本体を縫い合わせる

表地が内側になるように折りたたみます。
生地の端をそろえて、4枚一緒にクリップで固定しましょう。

縫い代1cmで縫います。

縫い代を包む

縫い代はジグザグミシンで始末してもいいですが、テープで包む方が見た目がきれいなので、今回はテープで包んでいきますね。
今回は100均で購入したグログランテープを使います。

縫い代が厚いので、縫い代を2~3mmカットしてから包みましょう。

テープで縫い代を包んだら、クリップで固定します。
ずれないようにしつけをしておきましょう。

テープの端をミシンで縫ったら、しつけ糸を取ります。

残りの辺も同様にして包んでいきます。
テープの端がほつれる場合は、1cm内側に折り込んでから包むようにしましょう。

縫い代が包めました。

プラスナップをつける

生地の表面を外にして、ひもの端にプラスナップをつけます。

ひもを半分に折り、裏スナップをつけます。
ひもの端がファスナーに合うようにしてくださいね。

完成

完成しました。

前ポケットはコードを収納できます。

内側にアイロンマットを使用しているので、180度以下の場合は熱いまま中に入れても大丈夫です。
お好みの生地で作ってみてくださいね。

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