トップ4目指し最後まで諦めない!! トヨタヴェルブリッツ ジャパンラグビーリーグワン23ー24

  3シーズン目のジャパンラグビーリーグワン第12節トヨタヴェルブリッツ対花園近鉄ライナーズ戦が4月6日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われます。

  試合はトヨタのホストゲームで長良川競技場で行われるのは昨シーズンに続き2回目です。

  3年目のリーグワン2023~24年シーズンも11節までを終えて残り5試合、トヨタヴェルブリッツは不本意な5勝6敗、勝点24の8位。

  トップ4は①埼玉ワイルドナイツ(勝点51)、②東芝ブレイブルーパス東京(勝点46)、③東京サンゴリアス(勝点39)、④コベルコ神戸スティーラーズ(勝点34)で8位のトヨタは勝点24で4位の神戸との勝点差は10です。

  前節も静岡に苦杯を喫し勝点を伸ばすことができず、厳しい状況の中、リーグ戦残り5試合全勝でトップ4を狙います。

  今季トヨタヴェルブリッツはNZ代表オールブラックスのアーロン・スミス、ボーデン・バレットという世界トップレベルの選手による最高補強を実施したものの、白星を積み上げることができず不本意な8位にとどまっています。

☆2年目のベン・へリングHC
  「若い選手も育ってきて若手、ベテランのバランスが取れたチームになっています。アーロン・スミス、ボーデン・バレットの2人はとても優秀で才能にあふれた選手でチームにもたらす影響力は大きく、若い選手も育ててくれています。リーグ全体のレベルが上がってきていて難しい状況ですが、それはどのチームも同じで、その中でトップ4をめざします。岐阜は大好きで、素晴らしい場所での試合を楽しみにしています。信長のように天下をとれればと思います」

☆姫野和樹キャプテン
  「現状決してうまくいっていませんが、メンバーひとり一人がもう1%から2%努力していかないといけない。キャプテンとしてもチームにもう一段の努力を求めていきたい。バレット、スミスの加入に伴うチームのコントロールに注力していきたい。年1回の岐阜での試合も恒例になって、自分たちの強みであるボールをどんどん動かしていくラグビーにフィジカリティーを加えた、トヨタの伝統的な早いラグビー、スキルフルなラグビーを見てもらいたい。バレット、スミスの世界最高峰のプレーも楽しみの一つの要因。近鉄には1月の試合で勝っていますが、相手云々というよりは自分たちがやるべきこと、やらなきゃいけないことにフォーカスして自分たちの100%の力を出し切りたい。ぜひ会場に足を運んでいただいてラグビーの楽しさを実感して頂けるとうれしい」

☆アーロン・スミス(SH)
  「日本語のレッスンをしたり、日本の生活にも少しずつ慣れてきています。トヨタはとてもいいチーム。練習環境設備も整っていて、若手からベテランまでこれからが楽しみなチームです。リーグ戦も後半に入り、現実を受け止めながらやっていかないといけない。最後まであきらめずプレーオフを目指して頑張っていきたい。自分たちのパフォーマンスを最大限発揮しますので会場に来てください」

☆ボーデン・バレット(SO)
  「日本での生活はとても楽しい。チームメイトもスタッフも勤勉。今季ここまでは自分たちの思っている順位ではない。左膝の怪我はもう問題ない。岐阜のサポーターの前でゲームができること、トヨタの一員としてラグビーができることを楽しみにしています」。

  岐阜での試合を契機に残り5試合全勝で食らいつくしかないトヨタヴェルブリッツ。対戦相手の花園近鉄ライナーズは今季ここまで白星なしの0勝11敗、勝点2の12位で最下位。

  試合内容はもちろん、勝利が求められるゲームで強いトヨタに期待がかかります。試合は4月6日(土)午後2時40分キックオフです。

  ぎふチャンテレビでは試合の模様を4月6日午後2時30分から実況生中継でお伝えします。

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