三笘薫のブライトン率いるデ・ゼルビ監督、バイエルン来季指揮官候補の『二番手』に

本命はシャビ・アロンソであるというが…。

日本代表FW三笘薫の所属するイングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCのロベルト・デ・ゼルビ(Roberto De Zerbi)監督が、ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンの次期監督候補に浮上した。しかし、第一候補はバイエル・レバークーゼンを率いるバイエルンOBであるシャビ・アロンソ監督だというが……果たして!?

リーグ戦で首位レバークーゼンから10ポイント差をつけられる、昨季まで11連敗中の絶対王者バイエルンだが、トーマス・トゥヘル監督の今季限りでの退任がすでに決定している。そうしたなかドイツメディア『ビルド』は3月26日までに、バイエルンの新たなスポーツ・ダイレクターであるマックス・エベール氏がデ・ゼルビ監督と接触を持ったと報じた。ただし本命は、あくまでもシャビ・アロンソであるとも強調している。

また、バイエルンは伝統的にこの歴史あるクラブとつながりのある人脈を重宝してきた。イタリア出身であるデ・ゼルビ監督は、バイエルンと全くと言っていいほど接点がない。今季ヨーロッパリーグ出場を果たしたものの、自身の指導者キャリアでの主要タイトル獲得はない。クラブがデ・ゼルビを引き抜くという英断を下すのか、懐疑的な声も多い。

一方、『ビルド』によると、バイエルンはクラブベースとなっているジョゼップ・グアルディオラ監督のスタイルをロールモデルに、より発展的かつ先鋭的な攻撃サッカーを展開している点に注目しているという。『サン』の記者の「デ・ゼルビはあらゆる試合で、すべての選手が主人公になることを望んでいる」とのコメントも伝えている。

あくまでも二番手の候補者という。しかし「ドイツでは無名」の指揮官抜擢などあり得るのだろうか。

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シャビ・アロンソには、リバプールFCなども関心を示し、さらには「続投」もあり得ると言われる。もちろん、ブライトンが手離さない、本人がイングランドでの戦いを優先したい――という可能性も大いにあり得るが……。

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