OLを辞めてアクトレスガールズ一本で勝負!初めて人前に出た千夜ヒナタが覚悟のデビュー!

24日、東京都・後楽園ホールにて『ACTwrestling 後楽園ホール公演』が開催。千夜ヒナタ(せんやひなた)が新たにデビューを果たした。

プロレス団体としての活動を終え、2022年から『プロレスを用いたよりエンターテインメント性の高い公演』へと移行して新体制となったアクトレスガールズ。プロレスの『アクトレスリング』と、舞台演出にプロレスの要素を取り入れた『アクトリング』という分け方でプロレス活動が再始動。新体制になって間もなく続々と新人が加入していき、全ブランド合わせれば旧体制アクトレスを上回る勢力を誇る団体へと急成長した。
2023年7月には元DDTの谷口智一率いるベストボディ・ジャパンプロレスとの業務提携を発表。さらに今年1月からは全日本プロレスとも業務連携を開始するなど“プロレス団体”では無くなったにも関わらずプロレス界が無視し切れない存在となっている。

現在のアクトレスリングは所属人数・大会回数などで前体制を凌駕しており、新体制後にデビューした若手が台頭してトップ戦線へと参入。新人も続々デビューしており、少しでも気を抜けばスタメン落ちして試合に出られなくなってしまう群雄割拠状態となっている。

そんな中、今大会では千夜ヒナタが新たにデビュー。
千夜はOLとして働いていたものの、アクトレスリングとの出会いから仕事を辞めて“アクトレスガールズ”を本業に。アクトレスガールズは女優業を並行していることが多いが、千夜に至っては人前に出ることが今回初めてなのだという。

千夜のデビュー戦は、夏葵&汐月なぎさvsCHIAKI&千夜ヒナタのタッグマッチで実施。
試合は、“真夏の汐風”としてタッグを組む夏葵&汐月が圧倒。2人は「ヒナタ!デビューおめでとう!」と祝福しながらマシンガンチョップやサッカーボールキックを叩き込んでアクトレスの洗礼。
苦戦を強いられる千夜だったが、CHIAKIのアシストを受けて窮地を脱出。がむしゃらなエルボー連打からドロップキック。さらにドロップキックの連打を狙うが、夏葵がカウンターのジャンピングニーを叩き込み、必殺のキューティー・スペシャルで叩きつけて3カウントを奪った。

試合を終えた千夜は「想像以上にあっという間に試合が過ぎてしまって。緊張する暇もなく、緊張して周りもお客様も見えなかったです」と興奮冷めやらぬ様子で語る。
そして「人前に出ることっていうのはアクトレスガールズが初めてで、他のことはこれからやっていく感じです。すべてに於いてデビューです(笑)試合はこれからもやっていきたいと思っています!事務員を辞めて、アクトレスリング一本でやっていきます」と退路を断ってアクトレスに今後の人生を捧げていく覚悟を語った。

© 株式会社コラボ総研