原菜乃華、『恋わずらいのエリー』原作者から演技絶賛される キャラクターを「3次元に連れてきてくれた」

舞台あいさつに登壇した原菜乃華【写真:ENCOUNT編集部】

原作者の藤もも氏、エリーのクセの強さから「映像化は諦めていました」

俳優の宮世琉弥、原菜乃華が28日、都内で行われた映画『恋わずらいのエリー』の大ヒット御礼舞台あいさつにメガホンをとった三木康一郎監督とともに出席した。

原作は藤もも氏による同名漫画。学校イチのさわやか王子・オミくんと、“恋わずらいのエリー”の名でSNSに妄想を投稿するのが日課のエリーによるラブストーリーを描く。オミくんを宮世、エリーを原が演じ、ダブル主演を務めた。

舞台あいさつでは、原作者からの手紙がサプライズで届けられた。原に向けたメッセージでは、「エリーはクセの強いキャラクターで、少女漫画を読み慣れている読者から『共感性羞恥がすごくて読めない』と言われていたので、映像化は諦めていました。しかし、連載が終わって3年半たった今、映像化されたのは原さんが演じてくれるのを待っていたかのよう。原さん演じるエリーはエリーそのもの。エリーを3次元に連れてきてくれた」と演技を絶賛した。

それを聞いた原は「すごいうれしい言葉ばかり。不安も大きかったので、先生にそう言ってもらえてうれしいです。3週間はめちゃくちゃ元気に生きていそう!」と満面の笑み。宮世が「3週間……?」と首をかしげると、「いや、ずっと! いま、大変有頂天です」と訂正して笑わせた。

また、宮世へは「オミを演じてくれてありがとうございました。しっかり演じてくれて感激しました」と感謝し、「撮影現場でごあいさつしたときは、連日の撮影でお疲れだったと思いますが、そんな様子を一切見せずに誠実に対応してくださり、その神対応ぶりに『好きになる以外の選択肢がないぞ。恐ろしい』と震え上がったのを覚えている。実際、その場にいた担当編集さんはすごい早さで沼に落ち、ファンクラブに入会して“りゅびーず”になりました」と手紙をしたためた。

原作者の担当編集者が自身のファンクラブに入会していたことを知ると「え!?」と驚き。「超うれしかったです。ファンクラブに入ってくださったんですね。すごいですね! 感動しました」と感激していた。ENCOUNT編集部

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