香川発、新たな「おみやげうどん」が誕生しました。製麺所とユーチューバーの男性がタッグを組みました。
「土産用として開発されたこのうどん、特徴は、いりこ油をかけて食べるということで、新しいジャンルの商品になっています」
新たに開発された「いりこ油うどん」です。商品の完成を受けて試食会が開かれました。感想をSNSなどで発信してもらおうとインフルエンサーも招待されました。
「だし」ではなく「いりこ風味の油」で食べるという珍しさと、みやげものとしての完成度の高さに、評価は上々です。
(参加者)
「初ジャンルだなという感じがします、香川のうどんがおいしいと思ってもらえると思うので、バズるかなと」
「いりこの風味が鼻に来ます」
「オイルでもいけるんだなというのは新しい発見です」
開発したひとりが、ヤグタウンさん。さぬきうどん巡りを中心に動画を配信する、登録者数7万人のユーチューバーです。食べられる店はあってもなじみのない「油うどん」の美味しさを広めたいと企画しました。
(ヤグタウンさん)
「オイル系のうどんを食べたことがあって、お土産うどんとして存在していなかったのでいろんな人に食べてほしいというきもちで、商品を作りました」
開発に協力した製麺所も、おみやげとしてのうどんの可能性を引き出す商品だと自信をのぞかせます。
(瀬戸内讃岐工房 宮谷和宗社長)
「かけうどんやぶっかけうどんって、昔からあるじゃないですか。それに負けないような商品としてこれから世に出していきたいと考えています」
「いりこ油うどん」は現在インターネットのみでの販売ですが、香川県内の空港や駅などでの販売にこぎつけたいと意気込んでいます。