セリエA独走のインテル、ナポリFWの獲得を模索?ポルトFWの獲得は決定的

ジャコモ・ラスパドーリ 写真:Getty Images

インテル(イタリア1部)が、ナポリ(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。

今季のセリエAで首位を独走するインテルは、新体制となるクラブ・ワールドカップやUEFAチャンピオンズリーグ(CL)など複数のコンペディションに参加することからチーム強化に動いているという。すでに今季限りでポルト(ポルトガル1部)と契約満了を迎えるイラン代表FWメフディ・タレミの獲得が決定的となっている。

そのなかで、インテルは昨夏に加入したチリ代表FWアレクシス・サンチェスとオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチの去就が不透明となっているから別のオプションを検討しているとのこと。インテルはラスパドーリの獲得に向けて模索しているようだ。

ただ、イタリア代表FWはナポリと2028年夏まで契約を結んでいることから移籍金は少なくとも3000万ユーロ〜4000万ユーロ(約49億2000万円〜約65億6000万円)が必要になるようだ。

サッスオーロ下部組織出身のラスパドーリは2019年にトップチーム昇格を果たすと、2022年夏にナポリへ移籍。センターフォワード、セカンドトップ、左ウイングなど前線の複数ポジションを器用にこなす万能型で今季はここまでセリエA29試合に出場して4ゴール3アシストの数字を残している。

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