【家賃の差に驚愕】四国では1LDKの家賃「6万円」は一般的!?関東の家賃相場とどれくらい違う?

四国と関東の家賃相場の違い

四国は愛媛県、香川県、徳島県、高知県の4県から成ります。四方を海に囲まれた四国は、温暖な気候と豊かな自然が特徴で、中には移住先の候補地として名前が取り上げられる市町村もあります。

四国地方と関東地方の各県における「1部屋・2部屋の物件」の家賃相場を表1、表2にまとめました。

表1

※全国賃貸管理ビジネス協会「全国平均家賃による間取り別賃料の推移」を基に筆者作成(2024年2月時点)

表2

※各サイトの平均賃料を基に筆者作成

四国では4万円~5万円程の家賃相場ですが、東京23区内となると11万円~26万円程度と、大きな差があることが分かります。とくに東京を中心とした都市部は経済活動の中心となっており、土地の価格が四国よりも高く、それにつれて家賃も高くなっているといえます。

一方、同じ関東圏でも茨城県・栃木県・群馬県では、東京都や神奈川県に比べると家賃を抑えられるようです。

四国の住み心地は?

四国の1LDKの家賃は、東京23区内および都心部に近い地域で1LDKを借りるよりも、かなり安くなります。また四国は家賃が安いだけではなく、暮らしやすい場所として注目されているようです。

生活の場としてバランスがいい

四国の中でも都市部およびその周辺では、生活に必要な公共施設や医療機関、商業施設などがまとまっていることが多く、買い物などにも便利です。また気候が温暖である点も、暮らしやすさにはプラスになります。海や山、温泉などの観光地も近く、便利さと自然豊かな郊外の良さが両方そろっているといえるでしょう。

移住先の候補地として注目されている

東京など一部の大都市以外では少子高齢化による人口減が進んでおり、四国も例外ではありません。そこで四国の各自治体は、積極的に移住者を受け入れるよう誘致活動に力を入れています。子育て支援に力を入れている自治体も多く、子育て世帯にとっても住みやすい地域といえるでしょう。

四国では1LDKで5万円が一般的な家賃

四国の1LDKの家賃は、4万円台~5万円台が一般的です。家賃が安いことにくわえて、気候も温暖で生活しやすいといわれる四国は、海や山、有名な観光地なども近いメリットがあります。

移住先の候補地としても注目を集める四国の各自治体は、子育て支援にも力を入れており、四国は住みやすい街といえるでしょう。

出典

全国賃貸管理ビジネス協会 全国平均家賃による間取り別賃料の推移

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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