テレビ大阪の新ドラマは地上波初の〝女性用風俗〟が舞台「奇をてらったわけではない」

テレビ大阪「春の改編記者会見」に出席したコンテンツビジネス部の岡本氏

テレビ大阪は28日、大阪市内の同局で「春の改編記者会見」を行い、4月17日スタートの新ドラマ「買われた男」(毎週水曜・午前0時)を発表した。

昨年10月にBSテレビ東京、DMMTVと同局が立ち上げた「ドラマアディクト」の3作目。地上波初となる〝女性用風俗〟を舞台にしたヒューマンドラマだ。

女性用風俗店「KIRAMEKI」で、瀬戸利樹演じるヤマトは、店のお色気担当・龍一(久保田悠来)、人気ナンバーワンのシアン(池田匡志)と共にセラピストとして女性たちと向き合う物語。

実際にそのような風俗店を取材した、同局コンテンツビジネス部の岡本宏毅氏は「女性客の皆さんは、単純に性欲を満たしにやって来ているというよりは、心の隙間を埋めにやってきている。肉体的というより精神的な癒やしを求めにやってきている方がほとんどだった」と話した。

続けて「男性にとっても何かしらの気づきが得られるようなドラマにできればと考えております」とした上で「奇をてらったわけではなく、中身は人間ドラマとして描いています」と自信をみせた。

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