中国内モンゴル自治区の経済運営、1~2月は好スタート

中国内モンゴル自治区の経済運営、1~2月は好スタート

内モンゴル自治区オルドス市にあるオルドス現代カシミヤ産業パーク内の工場で働く従業員。(2023年4月24日撮影、オルドス=新華社記者/常博深)

 【新華社フフホト3月28日】中国内モンゴル自治区統計局はこのほど、同自治区の1~2月の経済統計を発表し、経済が2023年以降の良好な発展の勢いを続け、好スタートを切ったと分析した。

 一定規模(主要業務の年間売上高2千万元、1元=約21円)以上の工業企業の増加値(付加価値額)は前年同期比7.0%増となった。うち採鉱業が1.9%増、製造業が12.5%増、電力・熱・ガス・水の生産・供給業が13.7%増だった。経営主体別では、国有持ち株企業が5.8%、株式制企業が6.9%、外商投資企業(外資系企業)と中国香港・マカオ・台湾地区投資企業が14.7%それぞれ増加した。戦略的新興産業が11.5%増、ハイテク製造業が36.1%増となった。

 固定資産投資は31.8%増となった。産業別では、1次産業が6.7%、2次産業が36.4%、3次産業が25.2%それぞれ増加した。分野別では、インフラが17.8%増、製造業が83.4%増、不動産開発が2.3%減だった。

 社会消費財小売総額は3.7%増の913億8千万元だった。消費分野別では、飲食収入が18.6%増、商品小売が2.0%増となった。

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